北水協会

当協会は、北海道の水産業の振興に寄与することを目的とし、次の事業を行っています。
当協会の事業活動へのご理解とご支援をお願いします。

 
1 研究助成事業
  北海道の水産業に関する学術及び技術開発に係る試験研究、調査を支援し、その振興に寄与する事業(定款第4条(1))

   北海道の水産業は、海洋を含む地球的規模の環境変化に伴い、資源状況や漁獲量に大きな変化 が生じている中で、過疎化の進行、消費流通の多様化、物価の高騰、中国の輸入停止措置など、極めて厳しい社会、経済環境に置かれています。このため、本道の水産業現場では、水産資源の保全・管理と適切な利用、増養殖の推進、水産加工・流通技術の開発などに向けて、地域から全域まで様々な課題の解決が求められています。
   このような水産業現場の課題の解決に寄与する試験研究・調査に対し優先的に助成を行っています。

2 担い手育成事業
  北海道で水産を教え学ぶ高等学校、生徒に対し、共同研究や発表大会等を支援することにより、意欲ある水産の担い手の育成に寄与する事業(定款第4条(2))

   我が国の食料生産・供給の重要な拠点である北海道における水産の担い手を育成するため、水産を教える高等学校に対し、水産クラブ活動への助成、海外実習への助成、優秀な生徒に対する奨励賞の授与、産業教育フェアへの出展助成などを行っています。

3 学術交流等支援事業
  北海道で開催される水産に関する学術交流、記念事業等の活動を支援する事業(定款第4条(3))

   北海道における水産に関する学術及び科学技術の交流を促進するため、学会、シンポジウム、記念行事等の開催に対し助成を行っています。

4 北海道の水産に関する資料の保存、研究、展示事業
  北海道の水産に関する資料・書籍を保存し、調査研究、展示する事業(定款第4条(4))

   当協会事務所に、明治初期から現在に至る北海道の水産に関する貴重な資料・書籍を保存するとともに、展示公開し、調査研究に役立てています。

お知らせ

2024/12/27
当協会が、噴火湾海域漁業振興連絡協議会の支援を受け、長年にわたり研究助成を行っている「噴火湾における底生生物資源と漁場環境に関する研究」の研究成果が、北海道大学大学院水産科学研究院 阿部泰人准教授外4名によりJournal of Marine Systems誌に掲載されました。
論文名 Multi-month prediction of summertime hypoxia occurrence in the bottom of Funka Bay, Japan, with a focus on the wintertime surface heat flux(冬季の海面熱フラックスに着目した噴火湾夏季底層に生じる貧酸素水塊の数か月予測)
著 者 三木智尋、阿部泰人、大西広二、大木淳之、髙津哲也
雑誌名 Journal of Marine Systems Vol. 247, Jan. 2025, 104035
https://doi.org/10.1016/j.jmarsys.2024.104035
これに関して、次のとおり北海道大学のプレスリリースに掲載されました。
新着情報: 漁業に大打撃をもたらす「貧酸素水塊」の発生予測に成功~北海道南部・噴火湾を例に~(水産科学研究院 准教授 阿部泰人)
2024/12/26
当協会が「担い手育成事業」で長年にわたり助成を行っている、北海道高等学校水産クラブ研究発表大会の第45回大会が、11月1日(金)厚岸翔洋高等学校で開催されました。その模様が 2024年12月号の「水産北海道」(水産北海道協会発行)46-47ページに掲載されましたので、お知らせします
2024/12/2
北海道大学大学院水産科学研究院 教授 笠井亮秀 先生外4名による令和5年度北水協会研究助成事業「民間航空機を用いた赤潮モニタリング手法の開発」の研究成果が、北海道大学のプレスリリース「北海道大学とJALグループが世界初の定期便航空機を活用した海洋観測を開始」に掲載されました。
https://www2.fish.hokudai.ac.jp/infomation/27065/
2024/12/2
ホームページの改修を行い、トップページ、助成実績及び情報公開のページをリニューアルしました。
2024/11/1
令和7年度の研究助成事業、担い手育成事業及び学術交流等支援事業の応募を締め切りました。
ご応募頂きありがとうございました。
2024/8/19
令和7年度の研究助成事業、担い手育成事業及び学術交流等支援事業の募集要項を公表しました。
・研究助成事業の「募集要項」、「申込書」様式、「申込書提出上の注意点」が改正されていますので、ご留意願います。
・担い手育成事業の「募集要項」、「申込書・報告書」様式が改正されていますので、ご留意願います。
・学術交流等支援事業の「募集要項」が改正されていますので、ご留意願います。
2024/06/03
役員・評議員名簿を更新しました。
前年度助成先・決算を更新しました。
当年度助成先を更新しました。
2023/11/01
令和6年度の学術・技術開発支援事業(公1事業)、担い手育成事業(公2事業)及び学術交流等支援事業(公3事業)の応募を締め切りました。
ご応募頂きありがとうございました。